自宅のお庭や、ベランダで家庭菜園をし、
毎日新鮮なお野菜を食卓に並べられて、しかも経済的にも節約できる!
お手軽に始められ、毎日のお世話が楽しくて、
生活にハリが出たりすのが家庭菜園の良さです。
アスパラガスは、一度植えると、なんと10年近くも収穫できる、
お財布にも優しいお野菜なんです。
収穫するたびに、どんどん株が大きくなり、
収穫量も増えるアスパラガス。
栄養も豊富で、女性には嬉しい栄養素がたっぷり。
ビタミンA、ビタミンB1、B2、ビタミンC、
ビタミンE、カリウム、カルシウム、鉄、
食物繊維などがとれます。
そんなアスパラガスを、自宅で栽培し、定期的に食べられるようになれば、
お料理の彩りも鮮やかになり、作るのも食べるのも楽しくなりますね。
アスパラベーコンや炒め物、ピザに乗せたり色々とレパートリーも増えそうです。
そんなアスパラガスの栽培は、初心者におすすめ!
その理由と基本の育て方について、ご紹介いたします。
ポイント
- アスパラガスは、収穫までに時間がかかる。初心者には、大苗(大株)からがおすすめ!
- 今年から収穫できるという苗がある!?
- 苗を選ぶ時にも注意しよう。
- 土は、野菜用培養土が便利。
- 初心者にはプランター植えがおすすめ!
Contents
アスパラガスの苗をホームセンターで選ぶ時の大事なポイントは!?
さっそくですが、
初心者でもアスパラガスの栽培にチャレンジしたい!
そんな方には、どんな栽培方法がおすすめなんでしょうか?
【アスパラガスの栽培方法 種と苗の違い】
ホームセンターでは、種と苗が売っています。
アスパラガスを、種から育てる場合、3年目から収穫が可能です。
その間、ビニールハウスなどで、温度管理なども必要になり、
初心者には難しいでしょう。
一方、苗も1年苗(球根)、2年苗(大苗)と種類があり
1年苗→種を蒔いてから1年以内なので、収穫には、まだ時間がかかります。
2年苗(大苗)→種から数年栽培されているため、
1年苗に比べ、株が大きく、早い段階で収穫しやすいです。
ですので、初めてアスパラガスを栽培される方には、
大苗からの栽培がおすすめです。
ちなみに、ホームセンターの店員さんに聞いて見たところ、
大苗(大株)でも必ずしも、その年に収穫できるとは限らないそうです。
しかし!!ホームセンターでは、
《今年から収穫できる》という苗がありました。
これは初心者には、有り難い情報!
最初は、この苗から初めてもいいかもしれませんね。
【元気な苗の選び方】
アスパラガスの苗は、多く芽がついているものを選びましょう。
カビなどが生えていないかもチェックすることで、
元気なアスパラを収穫することができます。
買う前に、苗のチェックも忘れずに!!
そして、アスパラガスの苗定番の緑の他に、
紫や白などの苗もありますので苗が出回る春、秋に、
一度ホームセンターに立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
そして、ホームセンターの店員さんは
知識も豊富な方が多いので、ぜひアドバイスをいただきながら
購入してみてください。
アスパラガスの育て方!日当たり・風通し・肥料・水やりの条件!!
アスパラガスを初めて育てられる方にとって、
ちゃんとお世話ができるかな?育つかな?
と心配されることもありまよね。
そんな方にも安心して、アスパラガスが
収穫できるように、基本の育て方をご紹介いたします。
【アスパラガスの植え付けの時期】
アスパラガスは、植え付けの時期は2つ。
収穫までは、約1年必要になります。
地域や、品質により差がありますので、あくまで目安となります。
- 春に植え付け。(4月頃)
- 秋に植え付け。(11月頃)
春の方が苗の育ちがいいので、春がおすすめ。
苗も春の方が店頭にたくさん並びます。
【アスパラガスの植え方】
時期がわかれば、次はさっそく作業にとりかかりたいですね!
お庭に植える?それともプランター?と悩むところですが、
後からご説明する日当たりの関係から、初心者はプランターで
最初はチャレンジした方が無難だと思います。
それでは、プランターでの植え方をご紹介いたします。
- プランターを用意する。深さ20センチ~40センチは必要。
- 土を用意する。野菜用培養土を買うと便利!
- プランターの底に、赤玉土を敷き詰める。(アスパラガスは、湿気を嫌う野菜。)
- 土を4センチほど入れ、たっぷりの水をかける。(底から溢れるくらい。)
- 水が染み込み、土が見えたら化成肥料を入れる。
- さらに土を5センチほど追加で入れる。
- 苗を真ん中に入れ、できるだけ大きく広げて植える。
- 芽の上に5センチほど土をかける。
- 最後に、たっぷりのお水をかけてあげる。
土に関しては、ご自身で混ぜて作ることもできます。
(赤玉土7:腐葉土2:バーミキュライト1)
しかし、この3種類の土の袋を買い、混ぜ合わせる作業って、
初心者にはなかなか大変です。
プランターに、肥料に土に…買って帰るのも重くて大変!
なので、野菜用培養土を使った方が便利ですね。
【日当たり・風通し・肥料・水やりの条件!!】
アスパラガスは多湿に弱く、乾燥には強い野菜です。
なので、水やりや風通しにも注意が必要となりますので、
ご紹介いたします。
【水やり】
水のやり過ぎは注意が必要です。
土が乾いたら、湿る程度に水やりをし、
夏場は多め、冬場は少な目にするとよいでしょう。
【日当たり】
基本的に、アスパラガスは太陽を好みます。
しかし、直射日光の当てすぎは葉が弱る原因になったり、
冬は霜で弱ったりするので、
季節によってプランターを移動させてください。
夏→明るい日陰の場所がよい。
冬→霜がつかないよう日当たりのよい室内がよい。
【風通し】
梅雨の時期は、
多湿を嫌うアスパラガスには辛い時期になりそうですね。
風通しのよい場所を見つけてあげ、多湿を避けてあげましょう。
【肥料】
アスパラガスは、肥料をとても好みます。
大きく、太いアスパラガスを育てるには肥料はかかせません。
2週間に1度くらいのペースで、液体肥料をあげるといいでしょう。
しかし、肥料をあげると雑草も育ちますので、
こまめに抜いて栄養をとられないようにすることも重要です。
まとめ
いかがしたでしょうか?
アスパラガスの栽培、とてもウキウキしてきましたか?
初心者から始める家庭菜園は、不安や心配がつきものですが、
自分が植えた種や苗が、毎日お世話をして育った時の喜びは
何とも言えない物ですよね。
育ったアスパラガスで、素敵なお料理が並ぶことを楽しみに、
アスパラガスを栽培してみませんか?