「レモン汁」は、お料理やスイーツを作る際によく使われる、ちょっとした酸味を加えるためのお助けアイテムですね。
お肉の臭みを取ることや、味に深みを出すのにも一役買ってくれます。
中でも、「ポッカレモン」は使い勝手が良く、長持ちするから、家庭に一つはあると便利ですよね。
けれども、よく使うからこそ、いざという時になくなってしまっていることも。そんな時、レモン汁がなくても代わりになるものはあるのでしょうか?
今回は、「ポッカレモン・レモン汁の代わりになるもの」にスポットを当て、いくつかの選択肢をご紹介します。
酸味を加えた美味しいお料理を作るヒントになれば幸いです。お気軽に参考にしてみてくださいね。
「ポッカレモン」のいろいろな種類について知ろう
レモン汁の代わりになるものを考える前に、「ポッカレモン」にはどんな種類があるかを一緒に見てみましょうね。
皆さんがよく「ポッカレモン」と呼んでいるものには、実は
– 「濃縮還元タイプ」と
– 「ストレートタイプ」
の2つのタイプがあるんですよ。
濃縮還元タイプは、レモンの果汁をしぼり、その後で水分を取り除いて濃縮し、また水を加えてもとの濃度に戻す方法で作られます。
この過程では、香りや味が少し薄れてしまうこともあるため、時には香りを加えることもあります。
一方で、ストレートタイプは、果汁をそのまま抽出し、水分を取り除く処理をせずに、低温で保存することで、新鮮なレモンの香りや味を大切にしています。
どちらをお使いになるかは、お好み次第です。
レモン汁の活用方法とその魅力
レモン汁は、お料理をする上でとても便利な存在で、様々な使い方がありますよ。
1. お肉のにおいを取りながら、柔らかくする効果があるんです。
2. レモン特有の爽やかな香りや風味を料理にプラスしてくれます。
3. 切った野菜の色が変わるのを防いでくれるので、見た目もきれいに。
4. 料理にさわやかな味わいを加え、もっとおいしくしてくれます。
レモンのこんなにも多彩な使い道があるんですね。でも、使いたいときに手元にないこともあるかもしれません。
そんなときに備えて、代わりになるものをこれからご紹介しますね。
レモン汁の代わり色々
ゆずやかぼす
ゆずやかぼすは、柑橘類の家族の中でも、特に香り高い果物です。
お料理に香りをプラスしたい時にぴったり。
果皮からは素敵な香りがして、果汁をしぼると、レモン汁のような味わいが楽しめます。
酸味はレモンより少し控えめで、甘さも感じられる爽やかさが魅力です。
お酢
お酢も、お料理に酸味を加える時の代替えとして考えられますね。
肉を臭み取りや柔らかくする効果がありますが、スイーツ作りにはあまり向かないかもしれません。
お料理には良い選択かもしれません。
グレープフルーツ
スイーツ作りや味の調整には、グレープフルーツの果汁がレモン汁の代わりになることがあります。
ただし、グレープフルーツ特有の苦みがあるので、どれだけ使うかには注意が必要です。
ライム
見た目も形もレモンにそっくりなライムは、料理やスイーツ作りでレモンの代わりとして活躍します。
ライム独自のしっかりした酸味とほのかな苦みが料理に深みを加えてくれます。
使う時は、その酸味が際立つので、少しずつ加えて味を調整していくことがポイントです。
シークワーサ
シークワーサは、その特有のやさしい味わいで親しまれていて、他の柑橘系の果物より苦みが少ないのが特徴です。
特に沖縄ではレモンの代わりに好んで使われ、スイーツから和食、お肉の臭み取りにも幅広く使えます。
ジャム
砂糖を控えめにして液体のものを選べば、ジャムもレモン汁の代わりになります。
スイーツ作りだけでなく、お肉料理に加えることで、新しい味わいを楽しめるかもしれませんね。
クエン酸
レモン汁の酸っぱさの主成分であるクエン酸は、料理の臭みを消したり、お肉を柔らかくするのに役立ちます。
味や匂いがないので、スイーツ作りにも適していて、様々な料理に使える便利な代替品です。
まとめ
– 「ポッカレモン」には、濃縮還元タイプとストレートタイプの2種類があるんですが、どちらをレモン汁の代わりとして使っても大丈夫ですよ。
– レモン汁の代わりにおすすめできる選択肢は、ゆず・かぼす、お酢、グレープフルーツ、ライム、シークヮーサ、ジャム、クエン酸の7つです。
– 料理にはお酢などがぴったりですが、スイーツ作りにはそぐわないため、そちらの用途では推奨しない点、お気をつけくださいね。