オリーブオイルって、パンをつけたりパスタにちょっとかけるだけで、その味や香りをすごく楽しめますよね。炒め物や和え物など、いろいろな料理にも使えて、とっても便利なんです。
ちょっと使いづらい点があるのも事実。空気に触れると酸化しやすいから、気軽にたくさん使うのは難しいんです。だから、少量のボトルを選んでしまうことも。
でも、料理をしたいときに、手元にオリーブオイルがない！なんてこと、ありますよね。そんな時でも安心してください。オリーブオイルの代わりになる、おすすめの油をいくつかご紹介します。オリーブオイルについて、もっと身近に感じていただけるよう、お伝えしますね。
オリーブオイルの基本
オリーブの実からつくられるオリーブオイルは、使い方によっていろんな魅力があります。
世界には、1000種類以上ものオリーブの木があり、その種類によって、味や香り、色が異なります。この多様性がオリーブオイルの豊かさを生み出しています。最近では、多くの人々に愛され、キッチンでよく使われるようになりました。
日本でよく見かけるオリーブオイルには、主に「エキストラバージンオリーブオイル」と「ピュアオリーブオイル」の2種類があります。
エキストラバージンオリーブオイルは、オリーブの初めて搾った油で、その品質は最も高いとされています。特に、その香りや味わいは格別です。一方で、ピュアオリーブオイルは、さらに処理を施したオリーブ油に、ほかのオリーブ油を混ぜ合わせたものです。日本では「ピュアオリーブオイル」と呼ばれていますが、世界的にはシンプルに「オリーブオイル」と表現されることが多いですね。
品質に応じて、エキストラバージン、バージン、そしてオリーブオイルランパンテという順番で世界では分類されています。それぞれのオリーブオイルが持つ独自の特徴を楽しんでみましょう。
オリーブオイルの代替え案
植物油（サラダ油）
オリーブオイル独特の風味がなくても大丈夫。菜種油やコーンオイルのように、植物から作られる他の油も、料理をする時に便利です。これらは味わいが軽く、香りも穏やかなので、さまざまな料理に自然となじんでくれますよ。
バター
料理に深みと豊かな風味を加えたい時は、バターがおすすめです。動物から取れるこの脂肪は、炒め物や温かい料理に加えると、まろやかな味わいが広がります。加熱することで変わる風味も、料理の楽しみの一つですね。
マーガリン
マーガリンは、家庭でよく使われる代替品の一つです。特に、朝食のトーストには欠かせないアイテムですね。オリーブオイルの変わりに使うこともできますが、料理に加える前に、含まれる塩分の量を考慮すると良いでしょう。
どれもオリーブオイルとは異なる魅力がありますので、気分や料理に合わせて、いろいろと試してみてくださいね。
こめ油
こめ油は、お米の外側の部分から作られる油で、特別な味がしないので、いろいろな料理に使えるんです。この優しい味わいは、オリーブオイルが好きな方でも、とても満足できる選択になると思いますよ。
ごま油
ごま油は、ごまから取れる油で、特有の風味が料理を一層美味しくしてくれます。ごま油を使って、パスタやドレッシングなどの料理に香ばしい風味を加えてみてはいかがでしょうか？料理の楽しみがぐっと広がりますよ。
MCTオイル
MCTオイルは、主にココナッツから抽出される特別な油で、エネルギーに変わりやすいという特徴があります。この油を飲み物やスムージー、サラダに加えることで、毎日の食事に簡単に取り入れることができますよ。
各種料理にぴったり！代わりの油をご案内
サラダドレッシングにおすすめの油
– えごま油、アマニ油、太白ごま油、ごま油、ココナッツオイル
サラダドレッシングを作るときは、様々な油を使ってみるのがおすすめです。
お料理の風味をちょっと変えたい時や、新しい味わいを楽しみたい時に、これらの油を選ぶといいでしょう。ただ、ごま油を使うとその特徴的な味わいで、料理がちょっぴり中華風になりがちです。それが気になる場合は、少し注意が必要です。
えごま油やアマニ油は、加熱せずそのままドレッシングに使うと、その良さを一番感じられますよ。
炒め物やパスタで使いたい油たち
– バター、マーガリン、サラダ油、MCTオイル、米油、ごま油
これらの油は、炒め物やパスタをより美味しくするために大変役立ちます。
特にパスタを作る時、バターやマーガリンを加えることでクリームパスタがより風味豊かになりますし、ペペロンチーノのようなオイル系のパスタには、サラダ油や米油、ごま油を使うと、それぞれの料理の個性が際立ちます。
ごま油で作る冷製パスタなどは、いつもと違う特別な味わいを楽しむことができて、新しい食の体験を提供してくれるでしょう。
お菓子づくりにおすすめの油たち
– バター、マーガリン、ココナッツオイル
お菓子を作る時には、いろんな油が使えるんです。
オリーブオイルももちろんですが、バターやマーガリン、ココナッツオイルなども、お菓子作りで大活躍するんですよ。これらの油を使うことで、お菓子にそれぞれ違う美味しい風味や心地よい食感を加えることができます。
オリーブオイル以外の油で、自分の好みに合うものを探してみるのも、お菓子作りの楽しい一面ですね。
まとめ
これまでのお話から、様々な油それぞれに独特の風味や特性があることがお分かりいただけたと思います。
オリーブオイルの代わりに別の油を使う際の選択肢は、あなたの料理やお菓子作りをもっと個性的で豊かなものに変えることができます。そして、家にあるいろんな種類の油を使ってみることは、新しい風味を発見する素敵な旅になります。
自分の好みに合わせて、楽しみながら色々な油を試してみるのも、料理の醍醐味の一つですね。
